昨年、会社の同僚と冬にスノーボードが目的でスキー場に行きました。予約は普段から手配に慣れている方が行なってくれたため、スムーズにバスに乗る事ができました。

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バス停まではスノーボードの板を持っているため、道中の電車など運ぶための労力がかかりますが、バスへの積み込みはそういった大型の荷物の積込に慣れている乗務員の方が行ってくれて、短時間で積み込みや荷降ろしを行なってもらえるので、快適に利用することができます。

道中はサービスエリアに泊まるので、夕ご飯は中に入って食券を買って食べました。スノーボードが目的で行っているため、観光や移動はなく、スキー場に連れて行ってくれるのみとなります。イベントもスキー場で開催されていますが、そういうものには参加せず、目一杯スノーボードを楽しみました。食事もバスツアーには付いていないため、スキー場のセンターハウスでしました。その土地の食べ物があり、スキー場でも食べることができます。ラーメンなどもありますが、やはり、その土地のメニューは美味しいです。

また、スキー場にはクレープなどのデザートも売っていたので、滑った後に買って食べました。行列ができる程、人気があり、並んで買うことになりましたが、運動後の甘いものは疲れにしみて、とても美味しく感じました。

広いスキー場で雪質もよかったので、全員無我夢中で滑りました。路肩の雪が深いところにはまってしまうと、抜けだすには大変ですが、見ている方は面白く、みんな笑っていました。リフトを上ったところに少し山になっている箇所があり、そこの登頂に雪に埋もれながら登りました。全員登りきったときにはヘトヘトでしたが、達成感もあり、すっきりとした気分になれました。見渡す景色もとても綺麗で清々しい気分でした。滑り下りる時は一瞬で終わってしまいましたが、全員体力を使い過ぎて顔を見合って笑い転げました。どうして疲れすぎると面白くなってくるのでしょう。

帰りにたまたまではあったものの、スキー場のスタッフの方に声を掛けていただき、ホームページに掲載する用の写真を撮っていただきました。帰ってからホームページの写真を見つけて良い思い出になったと思いました。

帰りは早めに切り上げてスキー場の温泉に入りました。次の日の筋肉痛を和らげる効果もありますが、冷えている身体に染み渡る温泉はいつ入っても格別です。よーくマッサージしておかないと次の日が大変です。雪焼けも怖いので肌の手入れも含めて念入りにしておきました。

行きの道中で困った事は大きなサービスエリアに到着した際にバスのある場所をよく確認せず、降りてしまい、バスに戻ってくる時にどこか分からなくなってしまった事です。その時駐車場も広く、混み合っており、スマートフォンもバスに置いてしまっていたので、同僚に連絡をする事もできませんでした。15分の短い休憩時間で迷い始めたのが残り5分という時でしたが、諦めるわけには行かず、根気よく1列ずつ確認していき、ギリギリで出発時間に間に合いました。

また、サービスエリアに止まる際にアナウンスが入らなかったため、トイレに行きそびれて後悔しました。失敗したこととしてはサービスエリアで朝ご飯を買わなかったことです。スキー場の売店で購入できると思い込んでいましたが、ランチの時間からのみオープンしない店しかなく、少し滑ってから早めの昼食を取りました。寒い場所でのスポーツなので、身体がなかなか温まらず、もっと気温が低い日であれば、危険だったかもしれないので、つぎは必ずどこかで買ってから行きたいと思います。あとは長時間温かさをキープしてくれるマグボトルもあると便利です。

友人4名で新潟までのバス旅行に参加しました。「ホリデー 日帰り旅行」のブログに楽しい様子が書いてありますが、私も実はバス旅行に当選したのですが、この新潟のツアーとバッティングして行けなくなってしまい泣く泣くキャンセルしました。

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 新潟までの道中、トイレ休憩が好き勝手にとることができないところは仕方ありませんが(ビールを控えれば良いのですが)、友人達とお酒を飲んだり寝たり自由に過ごすことができて快適でした。昼食は旅館で食べました。一人一杯の茹でガニとカニの刺身、カニの天ぷら、焼きカニ、カニ鍋とすごい量の料理がでてきました。

他の参加者もそうでしたが、皆さん黙々と無言でカニを食べることに集中していたのが印象深いです。 どれも大変美味しく、カニをこんなに一気に食べたのは生まれて初めてでした。帰りにお菓子のお土産も渡されました。次にビール工場の見学に行きました。ビール工場の見学などしたこともなく、子供のころの社会見学を思い出しました。でも大人ですのでビールの試飲はしっかりいただきました。(笑)作り立てのビールだからなのかとても美味しく、3杯試飲させてもらいました。

 その後、桜の名所の見学に行きましたが、見頃だったこともあり結構混雑していました。それでも、自分が運転をするわけでもなく、ビールを飲んだのもありゆっくり眠ることができたので、あまり気になりませんでした。混雑をして時間がかかったため、桜を見たときは大変感動しました。もし自分の車で行っていたらあまりの渋滞にたぶん引き返していたと思う程でした。

帰りもバスなので帰着地までぐっすり寝ていました。同じく秋の行楽シーズンにも新潟方面のバス旅行に参加しました。 その時は事故渋滞等が重なり、朝から予定したスケジュールが全くこなせず最初の到着がお昼ごはんの場所でした。しかもお昼の時間をとっくに過ぎてから・・・バスの車内から他の参加者が怒り出して大変でした。ガイドさんが謝っていましたが、(別にガイドさんのせいではないのですが)怒りは収まらず、車中にいやな空気が流れていたのを覚えています。

でも怒っていた参加者もお昼ごはんを食べて落ち着いたのか午後の出発の時、車内の他の参加者とガイドさんとドライバーにお菓子を買ってきてくれました。とりあえずなごやかな雰囲気で出発したのですが、やっぱり昼からも行く道行く道で大渋滞でした。もともと時間がおしていたのもあって、結局午後からも何も見学ができず、お土産屋さんで試食だけして帰ってきました。到着時に本来、見学するはずだった施設、お寺の見学料金を返してもらいました。

普段、自分たちだけでは行かないようなところや知らないところに連れて行ってもらえるので楽しいのですが、渋滞などのトラブルはつきものです。

東京都内の観光旅行にも参加しました。都内に住んでいますがバスで回るツアーのようなものに参加したことはなかったので、常々興味がありました。

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田舎から訪ねて来てくれた母が希望したこと、そして効率よく観光案内ができると思い、利用してみました。行き先は、帝国ホテルのランチビュッフェ、東京湾クルーズ、東京タワー観光、バスの中から観光地巡りです。

食べることが大好きな母の狙いはホテルビュッフェでした。私は東京湾クルーズがどんなものか興味がありました。帝国ホテルのランチビュッフェは、ホテルに到着するとバスツアーの団体が何組かおり、ロビー階がごった返していました。

皆同じ時間に食事をスタートするので、料理が追加されるとすぐ人が群がりあっという間に料理がなくなりました。料理の質もそれほどよくなく、ホテルブランドから期待したものには届きませんでした。

東京湾クルーズは実際住んでいる場所の近くを海上から眺めるのが新鮮で面白かったです。それほど長い時間ではなかったですが、外を眺める他にやることもないのでちょうど良いお茶休憩になりました。

その間に母と近況報告などもでき、一気に距離が縮まったような気がします。東京タワーは何度かのぼっているためか、それほど印象に残っていません。

母も高いところに興味がないので、下のおみやげ屋さんを物色して終わりました。面白かったのはなんといってもガイドさんのお話内容と話術です。

移動時間中には寝ようかと最初は思っていましたが、ガイドさんが次々に見えて来るものについて色々な情報を面白おかしく話してくれるので、最後まで寝ることはありませんでした。

私にとっては住んでいて新鮮味のない都内観光ですが、道路や橋の由来など、普段生活する上では疑問に思うこともないようなことの情報を得られ楽しかったです。

他のお客さんもそれほど多くなく、アットホームな観光だったのも良かったように感じます。母も念願のホテルビュッフェを体験できて、とても嬉しそうでした。

前日の予約でも受け入れ可能なツアーが複数あり、好きなものを選べたのもよかったです。また、1日ツアーだと内容を詰め込みすぎてバタバタすることもあるように感じますが、このツアーは比較的ゆっくりしており、参加者も中高年の方ばかりだったので、負担にならずに楽しめました。

普段自分だけだと参加しない住んでいる場所の観光ですが、だからこそ新しい発見があり、プロにガイドしてもらうと同じ場所も違う面が見られて勉強になりました。

グルメミステリーツアーにも母と参加した経験があります。

行き先の分からないバス旅行でしたがバスセンターに朝の9時に集合し、夕方の18時頃解散という内容だったので有給を取って参加しました。母娘ともに食べることが好きなので面白そうだと思い、どこへ行くのか興味シンシンでしたが、向かったのは千葉の房総でした。

まず羊山公園で芝桜を見ました。一面にピンク色の芝桜が咲き一気に春気分になりました。母と久しぶりに二人で写真を撮り、結婚してから感じていた距離がまた狭まった気がしました。

その後昼食は道の駅のような場所で食べました。和食でしたが旅館の夕食並みのボリュームで、食べきれないほどでした。芝桜と昼食ですでに元は取れたような気がしていましたが、お土産屋さんを見てからバスは次の目的地へと出発しました。

次に止まったのはイチゴ狩り農家でした。みずみずしいイチゴはお腹がいっぱいでもどんどん食べられるので不思議でした。最初はそのまま食べて、飽きた頃に練乳をつけて食べたので1パック以上は食べたと思います。しかし、イチゴは食後にトイレに行く回数が増えるので要注意です(笑)

最後に名前は忘れたのですがネモフィラの咲く公園を散策しました。母と久しぶりに1日色々なところを見てまわることができたのが何よりも嬉しかったです。

普通の家族旅行では段取りをすべて誰かが決めて同意を得てから動かなければならないのですが、バスに乗っていればどこか楽しい場所に連れて行ってくれるので、たくさん会話を楽しみたい親子旅行には最適だと思いました。

周りにも親子で参加している人が多く、同年代だった隣の席の参加者とは話が弾みました。ミステリーツアーだったので観光にはそこまで期待していなかったのですが、見事な芝桜とネモフィラを見ることができで満足できました。

千葉のネモフィラはいつか見に行きたいと思っていたので、母娘で一緒に見られて感激しました。やはり広大な土地を持つ千葉だけにスケールが大きく予想よりもはるかにきれいでした。

ネモフィラ

食事のボリュームにも満足できました。イチゴは大変甘くておいしく、お土産を買う時間があったのもうれしかったです。

また、帰りのバスではじゃんけん大会があり、私はベスト3まで勝ち抜いてお菓子の詰め合わせをいただきました。商品をもらう時には少し恥ずかしかったのですが、豪華なお菓子セットを母と分けて持って帰りました。

ミステリーツアーでここまで楽しめるとは思っていなかったのですが、また母と参加したいです。

旅行会社が主催する日帰りの「ミステリーツアー」に参加したことがあります。目的地や行程を一切明かされないままバスに乗り込み、どこに連れていかれるか全くわからないバス旅行です。

普段利用する駅に併設された旅行代理店のパンフレットが目に入り、申し込みました。目的は特にありませんが「ミステリーツアー」という言葉の響きに関心を持ちました。

日頃、変化の少ない生活を送っている私にとってそれは魅力的な言葉に見えました。旅行代金は5,000円ほどで、集合場所は埼玉県の大宮駅前でした。大宮を出発したバスは東北自動車道を北上し、佐野藤岡インターチェンジで降りました。

最初の目的地は佐野プレミアムアウトレットで、食事は佐野ラーメンでした。佐野ラーメンは何度か食べたことがあったので苦笑いしてしまいましたが、入ったことのないお店だったのでそれは良かったです。

店名は失念しましたが、コクのある濃い醤油味だったのを覚えています。美味しいのですが個人的にはあっさり系の味が好みなので少々苦しい思いをしました。

バス旅行

餃子は具材がたっぷりで食べ応えがありました。佐野を出発したバスは茨城県の結城市に向かい、小さな酒蔵と観光物産センターを見学しました。

その後は筑波山をバスで登り、夕暮れの筑波山神社を参拝。その後は常磐自動車と国道16号線経由で埼玉県の大宮に戻りました。目的地や行程が一切分からないミステリーツアーという企画の趣旨は存分に楽しむことができました。

特に茨城県結城市という場所は私にとって何の縁もゆかりもない土地で、失礼ながらその市の存在も知りませんでした。この町の伝統工芸品である「結城紬」は全国的に有名なのだそうで、それを知らなかった自分自身の教養のなさを恥じました。

ユネスコの重要無形文化財にも登録されているそうで、観光物産センターで拝見した数千万円もする絹織物はとても美しいものでした。

 私は和服に全く関心がありませんので、このバスツアーに参加しなかったら自分の意思で結城紬を見に来ることは絶対になかったでしょう。

このような予期せぬ出会いはミステリーツアーならではの魅力だと思いました。筑波山は地元の埼玉から眺めたことがありましたが、登ったのは初めてでした。

関東平野を一望し、かすかに見える富士山の陰と沈む夕日は大変美しい光景でした。通常であれば自分の意志で行くことは無い場所ばかりでしたが、貴重な織物や絶景を拝むことができ、結果的には大満足のバスツアーでした。